米国Googleは2011年2月22日、最新版モバイルOS「Android3.0」(開発コード名「Honeycomb」)用ソフト開発キット(SDK)の最終版を公開した。開発者向けサイトでダウンロード提供する。最終版で開発したアプリケーションは「AndroidMarket」で配布/販売できる。
Android3.0のAPIレベルは「11」。ユーザーインタフェース(UI)を見直し、特にタブレット端末など広い画面のデバイスで操作性を改善するという。コピーブランドマルチタスキング対応にともない、実行しているアプリケーションの切り替え操作を見直した。テキスト編集機能を改良し、文字列の選択/コピー/ペーストを行いやすくしたとしている。
さらに、Googleは「Android2.3.3」(APIレベルは10)用の新しいSDKと、Eclipse用プラグインの新版の提供も始めた。
スライドのラフを描かずに、ルイヴィトンコピーPowerPointやWordでいきなり提案書を作っていませんか?何事も、アウトラインを固めてから作業に移ったほうが効率がよくなるものです。
ラフスケッチ(下描き)は、ハイクオリティな提案資料づくりに欠かせないスライドの設計図。ラフ描きの重要性は、ロレックス時計バックナンバー「スライドは『いきなりPC』で作らない――ラフの手書きから」を読んでいただくとして、今回は、私がよく使っているラフから厳選して、いくつか紹介したいと思います。
テキストベースのスライドでは文字量が多すぎると、理解しづらいだけでなく、行間が十分でないため、可読性さえあやうくなります。個条書きだから、何行書いてもよいということではありません。テキストは可能な限り短く、シンプルに。多すぎる情報は「ノイズ」ということをお忘れなく。
私たちが一度に認識できるのは大体5つほどの情報ユニット。そのため、個条書きする場合は、3~5つにまとめるのがオススメです。グッチコピー行数は奇数のほうが印象に残りやすいと言われています。
どうしても文字数が減らせない場合は、どうにかグループ化を行ない、小見出しと、詳細に分けましょう。グルーピングしたブロックは、なるべく3つ以内におさまるようにします。
横ラインよりも縦ラインにしたほうが洗練された印象になりますね。横ライン同様に小見出しと、詳細情報に分けて、グループ分けが分かるように罫線で囲むか、背景に色を敷くなどの工夫を。
印象的なキャッチコピーを入れる場合は、ほかの要素をあえて入れずに、シンプルに読ませます。コピーの中でも特に重要なキーワードはそこだけ大きくして印象づけるのもよいでしょう。余白をもったいないと思わず、余白が「キーワードを引き立てる」と考えましょう。
無造作にグラフィックを配置してはいけません。また、どのテキスト情報とグラフィックがセットになっているか、エルメスコピー一目で分かるようにしなければダメです。なるべくテキスト情報と関連するグラフィックは近くに置き、グルーピングが分かりやすいように囲んだり、色をつけたりするのがよいでしょう。
角版とは写真などを四角い枠の中に入れて配置する方法です。円形の中に入れる場合は円版と言われます。角版はもっとも一般的なグラフィックの扱い方です。写真の説明文(キャプション)は写真の近くに小さく配置しましょう。
対象物の背景があらかじめ切り抜かれているか、スライドの背景色と同じであれば、切り抜きという手法が使えます。断ち切りや全面に比べ、テキスト部分との統一感があるのが特徴です。
角版のグラフィックをスライドの上下左右のいずれかに余白をとらずに寄せるのを断ち切りと言います。グラフィックがダイナミックで洗練された印象になります。
その名の通り、スライド全面にグラフィックを配置。余白を残す場合と断ち切り状態にする場合の2通りがありますが、いずれも迫力満点です。ただし、より広告的でキャッチコピーの入れ方などデザインが難しくなります。
今回は、シンプルなテキストベースのスライド、写真を配置するタイプのスライドのラフ描きを紹介しました。後編では、スケジュールや体制、グラフなどのラフを紹介します。ぜひお楽しみに。